「会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語」を読んだ。
会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語
- 作者: 田中靖浩
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ヨーロッパ旅行の道中で読んだ。
会計については完全な素人のため手にとった際は小難しそうな本だなと感じたが、 専門用語も少なくストーリー仕立てで説明されているので、スラスラと会計の発展と世界史を同時に学ぶことができた。会計を歴史的背景を踏まえながらわかりやすく説明してくれる良書だと思う。
イタリア、イギリス、アメリカといった場所を舞台にしたストーリーのため、それらの地域を訪れる際に一読していると、観光がもっと楽しくなると思う。
「無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」「知的幸福の技術 自由な人生のための40の物語」を読んだ。
無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21
- 作者: ひろゆき
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ひろゆきになりたいので読んだ。
自分のルールに従って生きることのコスパの良さが書かれている。
感情的になりそうな時とかに思い出したい。
- 作者: 橘玲
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/07/05
- メディア: Kindle版
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幸福になりたいので読んだ。
保険、福祉、教育、経済などについて著者の考察が各章数ページで書かれている。
理不尽な世界を受け入れて、経済合理性の下で一つ一つ解決して行きましょうという内容だった。
個人的には頷ける内容ばかりだった。コラム形式なので読みやすいかった。
「ブロックチェーン イーサリアムへの入り口」を読んだ。
- 作者: 日本電気株式会社 金融システム開発本部 金融デジタルイノベーション技術開発室,コンセンサス・ベイス株式会社
- 発売日: 2017/07/09
- メディア: Kindle版
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基本的な概念とイーサリアムを用いたシステムの構成が図で解りやすく説明されていた。 半日程度でサクッと読めるページ数なので入門に最適。
「暗号技術入門 秘密の国のアリス 」を読んだ。
「諦める力」を読んだ。
- 作者: 為末大
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2013/06/06
- メディア: Kindle版
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タイトルに惹かれて読んだ。
為末さんについては「陸上でメダルをとった人」くらいの印象だった。
「諦める」という言葉には「明らめる」という語源があり、真理や道理を明らかにしてよく見極めるという語源があるらしい。
この作中に登場する「諦める」ということは、ネガティブな意味でなく、
自分の現状を第三者視点で見極め、目的に向かう戦略、勝率を明らめるといった意味で書かれている。
漫画版スヌーピーに以下のような言葉が登場する。 「YOU PLAY WITH THE CARDS YOU’RE DEALT」「WHATEVER THAT MEANS」
個人的にこの言葉が好きで迷ったりした時に思い出すようにしており、この言葉に通じる所があるなと感じた。
特に「負け戦はやらない。でも戦いはやめない。」という一文が印象的だった。
「どんな本でも大量に読める「速読」の本」を読んだ。
- 作者: 宇都出雅巳
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/04/12
- メディア: 文庫
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読書の費用対効果を上げるために読んだ。
速読にはこれまで自分が蓄えてきた知識や情報(ストック)が必要不可欠だと書かれている。
たとえばこちらの一文「に上も三の石年」
一語一句読まなくても即座に理解できているのは、自分の頭に「石の上にも三年」という知識が存在するからだ。
では自分がまったく未知のジャンルを速く読むことは不可能なのかというとそうではなく、
ちょっとした前準備でストックを増やすことができ、その方法が書かれている。
その他にも積読することのメリットも書かれており、積極的に積んでいきたい気持ちになった。
人生は短いので積極的に速読していきたい。
「ライト、ついてますか」と「イシューからはじめよ」を読んだ。
伊藤直也氏が語る、マネジメントで本当に大事なのは「問題にフォーカスする」である理由|CodeIQ MAGAZINE
この記事を読んで積んでいたのを思い出して読んだ。
- 作者: ドナルド・C・ゴース,G.M.ワインバーグ,木村泉
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1987/10/25
- メディア: 単行本
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「エレベータの混雑問題」で言及されているように、 何か問題点があった際にエンジニア的な解決策だけで対応しようという点はIT業界ではよくある。
他にも直接ユーザーなり顧客に聞けばすぐに解決できる事を議論してしまう。ということもよくある。
自分の勝手なイメージだが、真面目な人が多いのでこういった状況に陥りやすいのかな。
これらの状況に陥らないためにも、色んなポジションの経験を積むのが重要なのかなと思った。
翻訳の問題なのか、所々文章の意味が理解できなかった。
- 作者: 安宅和人
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/11/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本当に解決すべき課題(=issue)を見つけて、質の高い解決を行おう。という内容。
一心不乱に大量の仕事で価値を出そうとすることを「犬の道」と表現している。
所々で登場する、脳は脳自身が「意味がある」と思うことしか認知できない。といった科学的なTipsも面白かった。
日々の業務から新規事業のアイディア出しまで幅広く応用が効きそうな内容だった。